「学会や研究に参加しやすくなるやさしい用語集」を公開
学術大会では専門用語が飛び交ったり、頻繁に用いられる言葉の説明がなかったりすることが珍しくありません。一方で、学術大会に参加した当事者・ご家族、そして支援者の方は、知らない言葉ばかりの空間では萎縮してしまうかもしれません。この解説集は、そのような専門用語について当事者・ご家族にとってわかりやすく解説する目的で作成がはじめられています。
まずは「たたき台」として開設し、今後、当事者・ご家族から知恵や経験を教えていただき、改良を進めて学会や研究に参加しやすくなるためのやさしい用語集に発展させていくことを目指しています。
学会や研究に参加しやすくなるやさしい用語集
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編集:日本統合失調症学会コ・プロダクション委員会
統合失調症の治療ガイドと学会の未来
週刊『医学のあゆみ』の特集「統合失調症の未来-研究と治療」の企画を、理事長・副理事長・事務局長で担当しました。特集の原稿のひとつ「統合失調症の治療ガイドと学会の未来-共同創造を通じた研究と治療の橋渡し」について、出版社の医歯薬出版株式会社のご厚意で、原稿の公開をお認めいただきました。レイアウトは、出版された雑誌とは異なっています。学会の取組みを紹介したものですので、学会員の方を始め本学会に関心をお持ちの皆さまに、お読みいただければと思います。
「統合失調症の治療ガイドと学会の未来―共同創造を通じた研究と治療の橋渡し」
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出典:「医学のあゆみ」Vol. 286 No. 6,p.614-620,医歯薬出版;2023年8月5日.
第17回大会における共同創造の試み
第17回日本統合失調症学会の大会概要や経緯、「社会実験」として試みた工夫などをまとめた大会報告をPDFにて掲載します。
「誰にも開かれ、対話できる学会を目指して〜日本統合失調症学会・第17回大会報告」
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作成:国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所
地域精神保健・法制度研究部 山口創生、川口敬之、塩澤拓亮
統合失調症の最新情報(月刊みんなねっと連載)
「月刊みんなねっと」からのご依頼を受け日本統合失調症学会・パブリックリレーション委員会にて「統合失調症の最新情報」として、統合失調症について分かってきたこととこれからの課題について2022年1月~12月まで12回にわたり連載しました。その内容を1冊の冊子にまとめましたのでPDFにて公開します。
「私と統合失調症~統合失調症のいま~」 <PDFを見る>
編集:東京大学医学部附属病院精神神経科、日本統合失調症学会パブリックリレーション委員会
当学会の共同創造の取り組み
医学書院が発行する月刊誌「精神医学」の 2023年2月号(65巻2号)の特集、「精神医療・精神医学の組織文化とパラダイムシフト」に掲載された日本統合失調症学会の取り組みを紹介する原稿、「「疾患学会」のあり方のパラダイムシフト-日本統合失調症学会が挑戦する社会実験」のPDFファイルが公開されました。学会の取り組みへのご理解と自由なご意見をよろしくお願い申しあげます。
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
「疾患学会」のあり方のパラダイムシフト—日本統合失調症学会が挑戦する社会実験
第16回大会における共同創造の試み
精神科臨床Legato 8(2): 64-65, 2022.
掲載のお知らせ
CONFERENCE REPORT
「第16回 日本統合失調症学会
~学会の共同創造に向けた小実験~」<PDFを見る>
株式会社メディカルレビュー社のご厚意により転載を許可されています。
著作権は同社にありますので、著作権の侵害にあたる使用は厳にお慎みください。
統合失調症についてのわかりやすい解説を当事者・家族・専門職で作りました
「Progress in Medicine」2021年6月号 Vol.41 No.6
掲載のお知らせ
「統合失調症 あなたはどう答えますか?」特集全文 <PDFを見る>
(株)ライフ・サイエンスより許諾のうえ、記事全文がPDFでご覧いただけます。
(著作権は出版社、著者に帰属します。法律を遵守した取り扱いをお願いいたします)
学会の監修により、統合失調症についての専門家向けのテキストを初めて共同創造的に作成しました
学会監修の書籍 (専門家向けのテキスト) が発刊されました。
[編者より]
この書籍は700頁を越える専門家向けの教科書です。最新で確かな情報を盛り込んでいただくことで各分野の専門家から学ぶことができる書籍となっただけでなく、教科書としては異例な試みに挑戦して当事者や家族から学ぶことができる書籍となることを目指しました。その趣旨を、序文の一部を引用することでご紹介させていただきます。
「教科書は、その内容が統合失調症の当事者や支援者に向けたサービスに役立つことを、最終的な目標としています。…教科書は、専門家だけで作りあげるものではないはずです。こうした考えから、冒頭の第2章の執筆を当事者や家族や行政の方、また家族と専門家の立場をともに経験した方にお願いしました。…執筆していただいた原稿には、それぞれの方が人生を賭けた想いがこめられています。」(序文)
本書の一部をPDF形式でご覧いただけます。
※印刷およびテキストのコピーはできません。ご了承ください。
山内俊雄先生(埼玉医大名誉学長/埼玉医大かわごえクリニック)、大森哲郎先生(徳大大学院教授・精神医学)に書評をいただきました。 (医学書院の紹介ページへ)